文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

ヨミドクター1周年記念 大腸がんフォーラム

イベント・フォーラム

パネルディスカッション(4) 魚や野菜を多く取ってがん予防

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

 ――がんが再発した場合、治療が難しいと聞きます。どのように対処するのでしょうか。

 掛地 例えば、肝臓の一部だけに再発がんが見つかった場合、手術を行うことがあります。ただし、本当に肝臓だけに限られているのか分かりません。まず、抗がん剤治療を数か月行いながら経過を見て、がんが一部にとどまっていることを確認してから手術に踏み切ることがあります。

  手術ができない場合は、残念ながら、完治という目標は捨てて、抗がん剤治療により、がんの増殖を防ぎ、できるだけ体調の良い状態を長く続けることを目指します。最近は、効果の高い治療薬と、副作用を抑える良い薬が開発されていますので、がんとうまく付き合って生きていくことが可能になりました。

 ――大腸がん経験者として、現在、どのように過ごされていますか。

 押阪 再発の不安はあります。ですから、3か月に1回ほどの割合で、CT(コンピューター断層撮影)検査を受けています。異常なしと言われると、うれしいですね。

 手術を執刀していただいた医師は、いつも笑顔で、がんなんか蹴飛ばしちゃえ、という陽気な雰囲気の方です。前向き思考の大切さを教えていただきました。あれをやめよう、これをやめようと考えず、むしろ、あれをしよう、これをしようと考えるようにしています。

 中原 私は、たばこも酒もやらないのに、どうして大腸がんになったのだろうか、と悩んだことがありました。健康だと過信して、自分を酷使した生活をしてきたのが問題なのかな、とも思います。

 これまで、お肉の料理を好んで食べていたのですが、最近は、魚や野菜を多く取るように心がけています。また、3か月おきに病院に行って再発がないか、チェックしています。年に1回は内視鏡検査も受けています。がんを早期に発見することができれば、治るのですから。(続く)


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

イベント・フォーラムの一覧を見る

ヨミドクター1周年記念 大腸がんフォーラム

最新記事