いきいき快適生活
介護・シニア
Q 介護保険、民間にも入るべき?
40歳代の会社員。介護が必要になった時、公的介護保険だけでは不安です。民間の介護保険にも入るべきですか?
A 毎月、一定額積み立てを
公的介護保険では、加入者が介護サービスを利用する際、費用の1割を自己負担します。厚生労働省の昨年11月の調査では、介護サービス費用は平均で月18万7400円でしたので、月2万円程度の自己負担となる計算です。さらに、一定回数以上のサービスの利用や、公的介護保険が適用されないサービスの場合は全額自己負担となるため、出費はかさみます。
それに備えて民間の介護保険に加入するのも一案ですが、保険料は安くありません。一方、実際に介護状態となるのは75歳以上の方が大半ですから、介護資金を準備する期間は十分あります。
介護状態になった際の自己負担が心配ならば、保険料を払うつもりで、毎月一定額を積み立ててください。将来、介護状態にならなければ、別の目的にも使えるので便利です。(藤川太、ファイナンシャルプランナー)
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