よりぬきクック・ブック
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ショウガチャーハン ( 漬け込みショウガ )
撮影/大川 範
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ショウガで体の中から温めて
体が冷える、体温が低い、風邪を引きやすい、肩が凝る――。冷えに起因する不調に有効とされ、この数年注目を集めているのがショウガです。
ショウガは多くの漢方薬にも使われている“生薬”。ショウガに含まれている辛み成分・ショウガオールやジンゲロールには、血行を促す作用、体を温める働きのほか、新陳代謝を活発にし、発汗作用を高める働きがあります。
とくにショウガオールは体、とくに腹部を温める効果が高いとされます。生のショウガを加熱すると、このショウガオールが増えることがわかっています。
ただしショウガは日持ちしないため、ご紹介するように甘酢漬けにして常備しておけば、炒め物や和え物に手軽に加えられて便利です。
作り方
(1) 下ごしらえをする
卵は割りほぐします。
(2) 炒める
フライパンに油をひいて火にかけ、溶き卵を流し入れ、半熟状になったらご飯を加えて炒めます。ご飯がパラパラになったら、漬け込みショウガを入れ、塩を加えて混ぜます。酒をふってふんわりさせ、しょうゆを加えて味をととのえます。ゴマと万能ネギをふります。
◇ ◆ ◇
漬け込みショウガ
作り方
(1) 下ごしらえをする
ショウガはよく洗い、スライサーなどで、繊維に直角に薄切りにします。
(2) 漬ける
A を混ぜて漬け汁を作り、(1)のショウガを漬け込みます。
調理指導■浜内 千波
はまうち ちなみ / 料理研究家、栄養士。「ファミリークッキングスクール」主宰。ユニークな発想による家庭料理、ダイエット料理には定評があり、テレビや雑誌、講演会など幅広く活躍中。近著『いいことずくめのお肉レシピ』(家の光協会)、『浜内千波のシンプルクッキング革命』(主婦の友社)ほか。公式サイトhttp://www.chinamisan.com/
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