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落語家 林家こん平(はやしやこんぺい)さん 67

一病息災

[落語家 林家こん平さん]多発性硬化症(3)「卓球リハビリ」動き戻る

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 土日なしの厳しいリハビリ。病院内の売店に一人で歩いて行けるようになり、いすからの立ち座りもふらつかずに出来るようになった。

 倒れてから9か月後の2005年5月、念願の自宅に戻ることができた。

 「最初は自分がどういう状態か分からなかったですけどね、どんどん良くなってね、みんなのおかげです」

 同年9月には、出演番組の「笑点」40周年の記念撮影で後楽園ホールに出かけた。落語家仲間と番組スタッフに拍手で迎えられた。

 「らくご卓球クラブ」の練習にも復帰した。中学時代に卓球部だった縁で二十余年前に自ら設立し、落語家を中心に100人余りが所属。元世界チャンピオンの伊藤繁雄さんらがコーチする本格的なクラブだ。

 復帰初日、伊藤さんと打ち合い(ラリー)をした。まひのある右手では、ラケットに球を当てるくらいしか出来なかったが、疲労のあまり5分と立っていられず、横になって休んだ。

 次の練習からは、周りが心配して見学だけにした。しかし本人は、うずうずして球を打ちたがる。少しずつ練習を再開、ラケットの動きに合わせ、脚もステップを取れるようになった。

 いまはサーブも打てるし、速いラリーも大丈夫。今年7月12日の練習では、ラリーは346回を数えた。

 次女の田中咲さんは「卓球は本当にいいリハビリになっている」と話す。

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sokusai_117

 
 

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