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介護・シニア

[40代のマネー術]定額型で毎月こつこつ

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 老齢厚生年金の支給開始年齢がだんだん引き上げられている。40代では原則65歳からという人も多い。60歳で退職すると、収入面で5年間の空白が生じる。

 具体的な老後設計を考えるのは50代からでもよいが、ファイナンシャルプランナーの三輪鉄郎さんは「定年時に困らないよう、40代から老後資金作りを始めてほしい」と話す。給料天引きの財形貯蓄や、口座自動引き落としの個人年金保険などで、自然にためていくといいだろう。

 生命保険会社が取り扱う個人年金保険には大きく分けて、定額型と変額型の2種類がある。定額型は利回りが固定で、加入時に将来の受取額が確定する。一方の変額型は運用状況により、受取額が増減する。

 払い込んだ保険料の総額より受取額が少なくなる「元本割れ」を避けたいなら、定額型が望ましい。

 保険金の受け取り方は、5年や10年などの期間に分割する年金形式が一般的だが、満期時一括も可能だ。

 ある外資系生保の定額型の商品を例に、40歳の男性が60歳までの20年間、毎月2万円ずつ保険料を支払い、60歳以降の10年間、年金を毎年受け取るとする。この場合、保険料総額480万円に対し、10年間の年金受取総額は約532万円。これを60歳で一括受け取りにすると、約500万円になる。

 年金にせよ一括にせよ、老後に500万円あるとないとでは大違い。やはり、こつこつためておきたい。

 個人年金を中途解約すると、返金額は既払いの保険料総額分を下回ることが多い。中途解約にならないよう、無理のない範囲でためたい。

 「定額型には税制面で有利な点がある」と三輪さん。保険料払込期間や年金の受取期間をそれぞれ10年以上とするなどの条件を満たすことで、所得控除の一種である個人年金保険料控除が適用され、所得税や住民税が軽減される。これは一般的な生命保険料控除とは別に利用できる。

 変額型は個人年金保険料控除の対象にはならない。

個人年金の3か条
・毎月積み立てで老後に備える
・「元本割れ」避けるなら定額型
・定額型には個人年金保険料控除も
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