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豚こまのげんこつシューマイ
親子で作るチャレンジメニュー |
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夏休み中のお子さまと一緒に料理作りを体験できる特別レシピを3週にわたって紹介します。今回に続き、22日(日)に「チーズ入りケチャップオムライス」、29日(日)に「バットで作る蒸し焼きプリン」を予定しています。 |
疲労回復に効果あり
蒸し暑くて過ごしにくく、食欲も失われがちです。でも、だからといって、あっさりしたものや、そうめんばかり食べていると疲れがとれず、夏バテになって、ますますつらいことに……。そんな時に意識して食べたい食材のひとつが、豚肉です。
豚肉に含まれるビタミンB1は、糖質をエネルギーに変えるために必要な栄養素。日本人はエネルギーの多くをご飯やパンなどの糖質からとっているので、ビタミンB1が不足すると糖質が分解できず、疲労物質などの老廃物がたまって疲れやすくなります。
気温が上がるとビタミンB1の消費量が増えるとの報告もあります。夏は意識して、豚肉のメニューを取り入れましょう。ご紹介する「豚こまのげんこつシューマイ」は子ども向けの簡単なレシピで、火を使わないので、夏場も楽に調理できます。
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子どもの手でぎゅっと握ってちょうどいい。大きく作って、しっかりかんで食べるメニュー。
【材料4人分】豚こま切れ肉150g、カニ風味かまぼこ4本(80g)、タマネギ1/4個(50g)、かたくり粉大さじ1、砂糖大さじ1、しょうゆ大さじ1、ゴマ油大さじ1/2、シューマイの皮24枚、酢じょうゆ適宜
1人分271キロカロリー、塩分0.9g
(1)豚肉は、大きいものを手でちぎる。
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(2)カニ風味かまぼこは手で裂いて(1)に加える。
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(3)おろし器でタマネギをすりおろす。
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(4) (3)にかたくり粉を加えて、よく混ぜる。
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(5) (4)を(2)に加えて、混ぜる。
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(6)味がしみ込みにくい砂糖から加えて、混ぜる。
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(7)次にしょうゆを加えて混ぜる。
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(8)最後にゴマ油を加えて混ぜる。
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(9)調味料が全体に均一に行き渡るように、手でもみ混ぜる。
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(10) (9)を8つに分ける。それぞれを手でぎゅっと丸める。
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(11)耐熱性の皿の大きさに合わせて、オーブンシートを切って敷く。
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(12)手にシューマイの皮をのせて(10)を置き、上からも皮をかぶせて、1個を3枚で包む。
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(13) (12)の形を丸く整える。
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(14)ボウルに水を張り、(13)を手で持ったまま水につけて、(11)に並べる。
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(15) (14)を皿の周囲に同じ間隔に並べる。縁にすきまを空けて、ふんわりとラップをかける。
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(16)電子レンジで8~9分加熱する。器に盛り、酢じょうゆを添える。
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おうちの方へのアドバイス
★豚こま肉には、いろいろな部位が混ざっています。厚いものや大きいものは、食べやすくちぎっておきます。
★(14)で水につけすぎると、皮がはがれやすくなるので注意しましょう。
★電子レンジで加熱する時は、最初はおうちの方がお子さんといっしょに操作しましょう。
★電子レンジで加熱した食材を取り出す時は、必ずミトンをはめましょう。
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調理指導■小田真規子
おだ まきこ/料理研究家、栄養士。スタジオナッツ主宰。だれもが簡単に作れて、健康に配慮した料理やお菓子が人気。近著に『 和食って、意外とかんたん!』(扶桑社)、『 野菜たっぷり人気の低カロ弁当 』(NHK出版)、他。グッドデザイン賞受賞のレシピサイト「 kusuda ma 」も好評。
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