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シリーズ痛み 続・私の物語

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ケーシー高峰さんが語る (2) 芸人だからサービスしちゃう

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みんなでワイワイリハビリ

 個室に入っていたけれど、リハビリはみんなと一緒。すぐに仲間とわいわいやるようになりました。

 福島・浜通りの女性は、明るく人なつっこいのよ。みんな気軽に声をかけてくれてね。「あれ、ケーシーじゃない?腰やったのけ?」とあいさつ代わりに腰をぱーんとたたかれたり、「で、次、テレビはなに出る?」とか、とにかくおしゃべり。リハビリの前に、おしゃべりで汗かいちゃって・・・・
とにかく女性は元気!夜も、内線電話がかかってくるの。「部屋さこねか。酒のむとアルコールが全身にまわって早くなおるっぺ」って。

 東京の病院だったらああはいかないね。土日がまた大変なのよ。リハビリが休みでゆっくりしようと思っても、廊下で「ここさ、ケーシーの部屋だから」とか「今日はリハビリないしいるはず」と大きな声が聞こえてくるの。見舞客と話しているんだね。で、トントンとノックされて、かつおの刺し身やおはぎ、おむすびを差し入れてくれる。

 居留守は使えないよね。

 どうしてもサービスしちゃうの。芸人だから。中には売れるとすぐ天狗になる人もいるけれど、それやったらおしまい。残っている芸人はみな、腰が低いですよ。

体重増加に要注意

 医師には、「もう少しリハビリが必要」と言われたけれど、病院にいたら落ち着かない毎日で、早めに退院してしまった。痛みはなくなったけれど、ちょっと重たい感じが残っていたのね。

 で、しばらくして、しびれが出てきてしまいました。今も、左足の薬指と小指がしびれています。雨がふったり、クーラーなどで冷えると症状が強くなります。

 リハビリを十分やらなかったからかなあ。

 退院してすぐ、10月にテレビ「笑点」で復帰しました。

 医師からは、腰痛予防に朝夕のスクワット、もものマッサージ、ストレッチの体操をして、1年間は舞台や寝ている間、コルセットをするように言われていました。

 でも、なかなか守れなくて。5、6個オーダーで作ったコルセットは、汗かいてむれるし、寝ている間は、苦しいのなんのって。「どっちに転がるかわからないから」と言われたけど、すぐとっちゃった。

 朝夕の体操も、飲んで帰った後はさぼっちゃう。朝もかみさんに言われるけど、「酒残ってるしだめだー」って・・・・・

 今の問題は、体重です。腰痛手術のころより15キロぐらい増えちゃった。というのも、2005年に舌がんが見つかって手術をしました。その後、食べ物がやたらおいしくなった。こんなに味が違うのかなというぐらい。1回の食事量はかわらないけれど、回数を食べるようになってしまって。特にお腹周りに肉がついて、白衣のサイズも大きくなりました。

 ほかに大きな問題はないかな。食事は気をつけていますよ。海草類をとり、ヨーグルトはプレーンで、塩辛いものは避けています。

 体も冷やさないようにしています。夏場のクーラーが困る。毛布をまいて冷えないようにする時もあります。自宅ではなるべくクーラーはつけないようにしているけど、お客さんが来たらつけます。でも、そろそろ時間かな、冷えてきたなと思ったら、「ママ、毛布とまくらももってきて!」とかみさんにお願いするの。で、「ほら、これから何するかわかるだろ」って冗談を言うと、みんな笑って、「じゃあ帰ります」となりますよ。

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