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高齢期の食事

連載・健康プラス

(3)仕込み工夫 調理を楽に

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 バランスのいい食生活を続けるには、調理の手間を減らす工夫も大事だ。料理研究家の堀江ひろ子さんは、「手軽で保存がきき、アレンジ可能なメニューを覚えておくと、食卓に変化が出ます。電子レンジやオーブントースターを使うと、タイマーをセットしてほうっておくだけなので、簡単です」と話す。

 カボチャやジャガイモは、多めに電子レンジで加熱し、冷蔵庫で保存する。最初の日はそのままサラダなどにし、次の日からは汁物やソテーなど、少し加熱して使う。生から作るより短時間ででき、味も染みやすい。

 傷みやすい鶏肉は、照り焼きや酒蒸しにしておけば、使い回しがきく。オーブントースターや電子レンジを使うと簡単にできる。いずれも冷蔵庫で4、5日保存できるので、翌日以降はサンドイッチやチャーハン、そうめんの具などに。

 ちょっと肉類が欲しいときに重宝するのが、ひき肉のそぼろ。甘辛味でいり付け、小分けにしてラップで包み、冷凍しておく。「オムレツやコロッケ、いため物、煮物など、何にでも合うので積極的に使ってください」と堀江さん。

 甘酢漬けを常備しておくと、野菜不足が防げる。同量の砂糖、酢、水に塩少々を加え、食べやすく切った野菜をさっと煮る。さめたら出来上がり。1か月ほど保存できる。酢は食欲を増進させるので、夏バテ気味のときにもお勧めだ。(林真奈美)

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