石井苗子の健康術
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医者を信じると病気になる
(こんな事を言われたらどうしたらいいのか解らなくなってしまいませんか?取り返しがつかないことにならない健康法は、“自分の体質を知る”です)
実はこれ、本のタイトルなんです(講談社α新書)。著者は医師で漢方にお詳しい丁宗鐵(ていむねてつ)先生。とても解りやすい内容です。
以前ここでご紹介した「代替医療のトリック」には、「科学は知識を生み、意見は無知を生み出す」とありましたが、こちらは「医者を信じ切ってしまっては、その後、取り返しのつかないことになりかねません」とあり、両者が正反対のことを言っているように思えますが、読んでみるとそうではありません。
丁先生の「西洋医学の常識だった治療が今では非常識極まりない」の意味は、医学の進歩についていけない頭の固い医者の話だそうで、代替医療のトリックにも医学は日々変化しているとありましたから、どうやら結論は以下のようです。
思考の柔軟な医者は現代医学のよいところをチョイスしながら、患者さんに最善の医療を提供することができる。
しかし、自分の最善の医療をどこに行ったら受けられるのかで困っている人も多いのではないでしょうか。
セカンドオピニオンと言う言葉がありますが、「ちょっと先生のセカンドオピニオンを」と私のいる心療内科にお電話がくることがありますが、電話では受け付けていないことや、予約制で料金が通常よりずっと高く、当日すぐ治療はしてもらえず、しかも医師が多忙なため予約がずっと先になることなどをご説明するとガッカリされるのです。
いい先生を見つけたと思って電話しているのに、とイライラされるお気持ちもよく解ります。いい医師にめぐり合うために丁先生は「賢者は自分の体質タイプを知る」と書いています。大きく分けると実証タイプと虚証タイプで、前者は体力に自信がある人、後者はない人です。
どんな医師とコミュニケーションを取るときも自分のタイプを知っていれば、「信じ切って取り返しがつかない」ことにならない。どうやら時には反論もしろということのようです。
自分にあった治療法を医師から引き出す、それが病気にならない、というより今より悪くならない健康法です。
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慢性病の症状の8割は改善するのか
足壷士
医者が治せない慢性の病気等の8割は改善する。膝痛の8割は関節が悪くなっているのではなく、膝の周りに老廃物がたまって悪くなっているので、グルコサミ...
医者が治せない慢性の病気等の8割は改善する。膝痛の8割は関節が悪くなっているのではなく、膝の周りに老廃物がたまって悪くなっているので、グルコサミンとかコンドロイチンの不足で軟膏成分が不足しているわけではない、高血圧の患者は血圧降下剤で血圧を下げるのではなく、高血圧の原因を確かめその原因を排除すれば血圧は下がる。
喘息は、病気でないので医者では治せない、各人ごとに異なるが気管支が炎症を起こしているので、その炎症を取り除けば喘息は改善する、腎臓病や肝臓病・糖尿病の8割は改善する。
メタボの半分以上は腎臓の機能が低下、肝臓の機能が低下し身体中に老廃物が溜まり肥満と間違われているので、運動をしてもダイエットしても体重は下がらない、ここのとこは医者がよくわかっていると思う。
腎臓の機能を改善すれば、大概の慢性疾患改善する。
詳しくは足壷士へ
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