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歌うシニア歓迎!割安会員制カラオケなど大ウケ
歌うのが大好きというシニア世代も多いだろう。そんな人たちを狙った平日限定の割安会員制カラオケや、懐メロの舞台をバスで巡る「歌声ツアー」が大ウケという。元気な歌声が響く現場をのぞいてみた。(経済部 武田泰介)
先月21日、東京・新宿のホールに約150人のシニアが集まった。スクリーンに映し出される「千の風になって」などのカラオケ用映像に合わせ、大合唱が続く。夢中で歌っている間に見知らぬ同士でも手を取り合って輪が…会場はムンムンの熱気に包まれた。
このイベントは「カラオケパセラ」の運営会社「ニュートン」が主催している。同社が最近、始めたシニア向け会員制カラオケサービス「うたから」の一環だ。「うたから」は50歳以上限定で、月額2000円で1か月間「歌い放題」(平日正午~午後5時、通常のカラオケルームも利用可)とお得なサービスだが、時には冒頭のようなイベントに参加できる特典もある。
一方、はとバスの「昭和の懐メロ」の舞台を巡るツアーも大人気という。
添乗するのは、はとバスの復刻版の制服に身を包んだOGのバスガイドさんだ。周遊先の地名に合わせて「ああ上野駅」「有楽町で逢いましょう」など約20曲を熱唱すると、参加者もすぐに反応する。「最初はお客さんがハミング程度に口ずさむだけかと思ったが、想像以上の大合唱がおき、驚いています。皆さん満足して帰って行きます」(同社広報室)という。半日で都内を一巡し、参加費は2500円とお手軽だ。
このツアー、今年3月に1回だけ行われた企画だったが、その時の反響が大きかったため、以降も続けられており、月内は16日と24日に催される予定という。
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