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閉経前女性、子宮腺筋症や子宮筋腫に悩む…治療は?

 子宮腺筋症・チョコレート嚢胞(のうほう)・卵巣嚢腫(のうしゅ)・子宮筋腫で治療を受けていますが、鉄剤を飲んでも貧血が改善せず、過多月経、ほぼ毎日の痛み(月経痛はもっとひどい)に困っています。閉経まで待っていても大丈夫でしょうか?(45歳女性)

チョコレート嚢胞がある程度大きい場合は手術を

堤治 山王病院院長(東京・港区)

 様々な子宮や卵巣の病気が合併して、貧血や痛みが強く大変ですね。これらの病気治療の第1段階は、鉄剤や痛み止めですが、治療のステップアップを考えた方がよいと思います。第2段階としては、ホルモン療法があります。低用量ピルや黄体ホルモン剤が症状を和らげます。第3段階は「GnRHアゴニスト」という強力なホルモン作用による偽閉経療法やダナゾールという男性ホルモン系の薬物療法ですが、更年期症状などの副作用も起こりえます。第四段階は手術療法です。

 手術というと怖く思うかもしれませんが、最近は腹腔鏡の利用で精密で身体的負担の少ない治療が可能になっています。45歳という年齢ですが、かかっている病気は女性ホルモンの分泌がよいから症状が進むという性格もあり、普通の方の閉経年齢(平均で50歳)を超えて月経が続く可能性も高いと思います。

 従って5年、10年、我慢を続けるのではなく、主治医と相談して適切な治療法を選択していただければと思います。特にチョコレート嚢胞がある程度大きい場合は、手術療法が勧められます。

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