医療ルネサンス
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医療ルネサンス
目覚めぬ子を育てて(5)1年5か月の命に感謝
画像の拡大 亡くなる2日前。妻に絵本を読み聞かせてもらう愛実(奈良県の病院で) 目覚めぬままの記者の長女、愛実が在宅療養を始めて2か月後、肺炎のため奈良県の病院に入院した。1週間がたった2004年のクリスマスの日。高熱と多量の汗を出し、昼過ぎに心拍が止まりかけた。 「敗血症のショックによる心不全と、脱水症のようです」。医師の言葉に、妻の由利子は凍り付いた。 細菌が血液に乗って全身を巡る重…
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