文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

目の若さを保つ

連載・健康プラス【有料会員限定】

(3)まばたき増やし潤いを

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

 目が疲れる、ゴロゴロするなどの不快感、見えにくい――といった症状に見舞われるドライアイ。

 目の表面が乾いて傷つくためで、パソコンを駆使するオフィスワーカー特有の病気と思われがちだ。だが、東京女子医大の高村悦子准教授(眼科)は「高齢者の7割がかかっているといわれ、年齢と関係が深い病気の一つです」と話す。

 高齢者に多いのは、涙や、涙の蒸発を防ぐ油分の分泌量が減るからだ。そのうえ、老眼や白内障で視力が落ちると、目を凝らして見るようになる。すると、自然にまばたきが減って、さらに涙の蒸発を助長する。

 目の潤いは目の若さを示す。ドライアイを防いですっきりした視界を保ちたい。

 それにはまず、まばたきの回数を増やすこと。パソコン作業や読書の際には特に意識しよう。上目使いでは目を見開くことにもなり、涙の蒸発が増えるので、下向きの視線で画面や本を見るようにする。目に合った眼鏡をかけることも大切だ。

 冬は特に、エアコンの効き過ぎで室内が乾燥していることが多い。加湿器などで湿度を調節し、エアコンの風が顔に直接当たらないよう机などの位置も工夫する。

 涙の乾燥を防ぐ油分は、まぶたの縁にあるマイボーム腺から分泌される。老廃物などで詰まらないよう、洗顔時には目の周りを丁寧に洗う。蒸しタオルを5分ほど目の周りに当てておけば脂汚れがよく落ちる。アイメークはまぶたの縁にかからないように。寝る前はきれいに落とす。

 目の潤いを補うには、ゆっくり入浴するのも効果的だ。乾燥が気になっても、市販の目薬を頻繁に差すのは控えた方がいい。防腐剤などの刺激で症状が悪化することもある。「市販品を用いるなら、防腐剤の入っていない『人工涙液』が望ましい」と、高村さんはアドバイスしている。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

連載・健康プラス【有料会員限定】の一覧を見る

コメントを書く

※コメントは承認制で、リアルタイムでは掲載されません。

※個人情報は書き込まないでください。

必須(20字以内)
必須(20字以内)
必須 (800字以内)

編集方針について

投稿いただいたコメントは、編集スタッフが拝読したうえで掲載させていただきます。リアルタイムでは掲載されません。 掲載したコメントは読売新聞紙面をはじめ、読売新聞社が発行及び、許諾した印刷物、ヨミウリ・オンライン(YOL)、携帯電話サービスなどに複製・転載する場合があります。

コメントのタイトル・本文は編集スタッフの判断で修正したり、全部、または一部を非掲載とさせていただく場合もあります。

次のようなコメントは非掲載、または削除とさせていただきます。

  • ブログとの関係が認められない場合
  • 特定の個人、組織を誹謗中傷し、名誉を傷つける内容を含む場合
  • 第三者の著作権などを侵害する内容を含む場合
  • 企業や商品の宣伝、販売促進を主な目的とする場合
  • 選挙運動またはこれらに類似する内容を含む場合
  • 特定の団体を宣伝することを主な目的とする場合
  • 事実に反した情報を公開している場合
  • 公序良俗、法令に反した内容の情報を含む場合
  • 個人情報を書き込んだ場合(たとえ匿名であっても関係者が見れば内容を特定できるような、個人情報=氏名・住所・電話番号・職業・メールアドレスなど=を含みます)
  • メールアドレス、他のサイトへリンクがある場合
  • その他、編集スタッフが不適切と判断した場合

編集方針に同意する方のみ投稿ができます。

以上、あらかじめ、ご了承ください。

目の若さを保つ

最新記事