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目の若さを保つ

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(1)紫外線・たばこ避けよう

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 40歳代半ばになると、急激な視力の衰えにがく然とする人が多い。目の若さを保って視力を維持するには、どうしたらいいのか。

 年を取れば、多くの人に老眼や白内障の症状が表れる。老眼で近くが見づらくなるのは、レンズにあたる水晶体が弾力を失って硬くなり、厚さを変えてピントを調節する機能が低下するため。白内障は水晶体が白く濁り、目がかすんだり視力が落ちたりする。ともに、水晶体のたんぱく質の変性が主な原因とされる。

 避けて通れない老化現象といわれるが、最近の研究では予防の可能性も見えてきた。慶応義塾大学医学部眼科の教授でアンチエイジング(抗加齢)医学の第一人者でもある坪田一男さんは「水晶体のたんぱく質の変性は、活性酸素が大きな要因と考えられる。そのコントロールにより老眼や白内障の発症・進行を抑えられる可能性が高い」と話す。

 活性酸素は細胞や遺伝子を傷つけ、がんや老化を引き起こすことが知られている。加齢黄斑変性などほかの加齢性の病気でも、活性酸素の関与を示す研究報告がある。

 活性酸素は紫外線を受けても発生するため、目の老化防止に紫外線は避けたい。外出の際は、つばの広い帽子やUVカット加工のサングラスで防衛する。サングラスはできるだけ目の周り全体を覆う大きなレンズを。特に紫外線の量が増える春、夏は要注意だ。

 たばこは、自分で吸うだけでなく、他人の煙を浴びても目の表面に活性酸素を発生させる。たばこはやめ、受動喫煙も極力避けたい。

 サプリメントも一つの方法だ。ビタミンA、C、E、亜鉛の摂取が加齢黄斑変性の予防・治療に有効と確認されている。坪田さんは「老眼への効果は証明されていないが、期待できると考えている」と話している。

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