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医療大全

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早期発見の試み、ぶどう状腫瘍に注目

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  九大病院第一外科教授・田中雅夫さん  膵臓がんは自覚症状が乏しく、進行して見つかることが多い。早期発見を目指した取り組みが進められている。  九大病院(福岡市)第一外科教授の田中雅夫さんは、膵液を腸に送る管(膵管)に、ぶどうの粒や房に似た良性の腫瘍がある患者に注目する。1996年、胃がんで入院した男性(73)がきっかけだ。  CT(コンピューター断層撮影法)に偶然ぶどう状の腫瘍が写ったため、膵…

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