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(4)体力・集中力回復に砂糖

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 年が明ければまもなく受験本番。昼夜を問わず勉強に追われている受験生には、甘い物でリフレッシュを図っている人もいるかもしれない。

 静岡県立大学食品栄養科学部教授の横越(よこごし)英彦さんは「砂糖の入った甘い物は、集中力を高めたり、疲れを癒やしたりするために効果的」と話す。

 脳は体の中でも多くのエネルギーを使う場所だ。そのエネルギー源はブドウ糖。不足すると、集中力を欠いたり、疲れやすくなったりするため、定期的に補う必要がある。砂糖は食べるとすぐにブドウ糖と果糖に分解されるので、ご飯やパンなどの成分であるでんぷん(多糖類)に比べ、素早くエネルギー補給できる。

 横越さんによると、空腹時よりも砂糖を摂取したときの方がゲームの成績が良かったり、午前中に一度アメを与えたクラスの方が与えないクラスよりも学習到達度が高かったりといった実験結果があるという。「受験生の場合、夜に食べることも想定し、胃にもたれない程度に適量の甘い物をとると良いでしょう」

 菓子研究家の小松喜美さんに、受験生にお薦めのおやつを提案してもらった。

 まずは、ユズのさわやかな香りが心地よい「ユズ・ハニー・ジンジャーティー」=写真左=。1日ほどハチミツにつけておいた薄切りのユズとシロップ大さじ3杯、すりおろしたショウガ小さじ2分の1杯をカップに入れて、150ccの熱い湯を注ぐだけだ。ショウガには体を温めたり、免疫力を高めたりする効果があり、「受験当日の朝にもぴったり」と、小松さん。

 栄養たっぷりで、消化にも良い黒ごまプリン=同右、レシピ参照=もお薦めだ。

 「どれも簡単にできるので、たまには受験生自身が気分転換に作っても良いのでは?」と話している。(斎藤圭史)

◇ ◇ ◇ ◇

 黒ごまプリン(2個分)

 《1》耐熱ボウルに水大さじ2杯とゼラチン5グラムを入れ、電子レンジ(600ワット)で20秒加熱する《2》鍋に黒練りごま大さじ2杯、牛乳300cc、きび砂糖30グラムを入れて中火で沸騰直前まで温め、〈1〉を加えて混ぜる《3》あら熱がとれたら、カップに分けて冷蔵庫で約2時間冷やす。

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