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楽ちんドライブ

連載・健康プラス

(1)正しい運転姿勢 負担軽く

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 高速道路料金の割引により、夏休みの旅行の移動手段は車で決まりという人も多いはず。だが、長距離運転と渋滞で疲労、腰痛、車酔いなどがひどくなれば、行楽気分も台無しだ。出発前には道順の確認だけでなく、楽ちんなドライブ方法のチェックもお忘れなく。

 疲れにくいドライブ法は、正しい運転姿勢から始まる。日本自動車連盟(JAF)によると、まずシートに深く腰掛け、ブレーキを最大限に踏み込んでもひざに余裕が残るようにシートの位置を調節。ハンドルを大きく切ってみて背中がシートから離れない程度に、背もたれを垂直に近づける。

 そう。教習所で習った、あの姿勢だ。「窮屈」「格好悪い」などと、背もたれを倒していないだろうか。だが、前が見やすいといった安全面以外に、体への負担を減らせる点でも理にかなっている。

 JAF交通環境部の吉村俊哉さんは「左足をフットレストに置いて踏ん張れるので、山道などのきついカーブで遠心力がかかっても体がぶれない」と利点を強調。

 福島県立医科大整形外科教授の紺野慎一さんも「背もたれを倒し、ハンドルから上体が遠くなると、背筋が曲がり、首や背中の筋肉が緊張する。血流が悪くなって筋肉に十分な酸素が供給されなければ、腰や肩に痛みの原因になる物質がたまる」と注意する。

 ただ、高速道路ではハンドルを大きく切る機会が少ないため、背もたれを少し倒し気味にしてもよい。

 運転姿勢の次はシートベルトの正しい締め方。万一の事故で内臓が圧迫されないよう、腰、胸、肩の骨に密着させる。警察庁が昨年、「交通の方法に関する教則」を改正して妊婦にも着用を求めたが、おなかにベルトが掛からないよう細心の注意が必要だ。

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