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「拉致家族会」元代表 横田滋(よこたしげる)さん 76

一病息災

[「拉致家族会」元代表 横田滋さん]血液の難病(1)血小板数 10分の1

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 13歳の長女めぐみさんが北朝鮮に拉致され、突然、家族が引き裂かれた悲劇から30年以上がたつ。同じ境遇の家族らと「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(拉致家族会)」を97年に結成。以来、会の代表として拉致被害者の救出を訴えてきた。

 体の異変を感じたのは、会発足から8年後の2005年12月初め。朝、ひげをそっていて、出血がなかなか止まらなくなった。妻の早紀江さん(73)は「顔色も悪い」と心配したが、「もともと健康に自信があり、大したことはないと思っていました」。

 それでも、早紀江さんに強く勧められ、12月8日、かかりつけの診療所で念のために血液検査を受けた。翌日は、夫婦で盛岡市の集会で講演する予定が決まっていた。

 朝、出発の準備をしていると、医師から突然、電話がかかってきた。「検査値に異常があります。大きな病院で精密検査を受けてください」

 事態がのみ込めないまま、すぐに病院に行くと血液を固まらせる血小板の数が正常の10分の1しかないことを告げられた。血液難病の疑いがあるという。

 「まさか命にかかわる病気とは、そのときは思いもしませんでした」

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