髄膜炎・脳炎
予防
髄膜炎ワクチン 普及体制の議論急務(解説)
乳幼児が死に至ることもある細菌性髄膜炎を予防する「インフルエンザ菌b型(Hib=ヒブ)ワクチン」が、今月下旬にも承認される。(医療情報部・山口博弥) Hibは、乳幼児の5%が鼻の奥やのどに保菌する、ありふれた細菌だ。しかし脳の髄膜に感染すると、「細菌性(化膿(かのう)性)髄膜炎」を引き起こす。 わが国のHib髄膜炎は、5歳未満の乳幼児2000人に1人が発症する。患者の5%が死亡、25%に聴覚…
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