医療大全
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医療事故のあと(4)謝罪がいやす遺族の心
画像の拡大イラスト・長野美穂訴訟の動機は病院の不誠実さ 山梨県の公務員M子さん(50)のもとに、今年も一通の年賀状が届いた。「在宅介護に力をそそいでおります」。そんな近況報告が添えてあった。 差出人はK医師。6年近く前、M子さんの夫が手術ミスで亡くなった時の執刀医だ。 94年9月、当時45歳の夫は、手のしびれなどから、上司の紹介で神奈川県内の総合病院を受診。胸の上部の骨に囲まれる部分で神経や血管…
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