ロボット手術・・・保険適用の手術が拡大

2018年4月からの診療報酬改定の際、「ロボット手術」が一気に12種類の手術で保険適用になったことが話題をさらいました。これまでは、前立腺がん、腎臓がんの部分切除だけだったのが、胃や食道、直腸、肺がんや縦隔(じゅう…
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2018年4月からの診療報酬改定の際、「ロボット手術」が一気に12種類の手術で保険適用になったことが話題をさらいました。これまでは、前立腺がん、腎臓がんの部分切除だけだったのが、胃や食道、直腸、肺がんや縦隔(じゅう…
「手術を受けるなら大病院の方が安心」とか、「紹介状なしで大病院を受診したら、診察料が多くかかった」など、病気になって診察を受ける時、「大病院」という言葉をよく耳にします。では具体的に、大病院ってどれくらいの規模を言うの…
保険診療で受けられる医療費を決める2018年度の診療報酬改定が7日、まとまりました。施行は4月からです。国の思惑とはウラハラに今回の改定では、医療機関にかかった時の基本料に当たる「初診料」「再診料」は変わりませ…
「病院の当直医」という言葉に、どんなイメージをお持ちですか?「救急車の到着に備え、一晩中診察室で待機」「入院患者の容体が急変すると、直ちに駆けつける」――なかなか睡眠など取れずに診療に追われる医師の姿を想像…
「費用対効果が良い」とか「費用対効果が悪い」とかいう言い方は日常的によく使います。それでは、医療における「費用対効果評価」とは、具体的にどんなことを言うのでしょう。言うまでもなく、薬の価値はどれだけ病気を治せるかにあ…
根強い誤解…「劣性遺伝」を「潜性遺伝」に言い換える案遺伝の研究者らでつくる日本遺伝学会は9月、遺伝学用語集の改訂版「遺伝単」を出版し、用語の新しい言い換え案を発表しました。中でも注目されるのが、「優性遺伝」を「顕性…
新専門医制度がスタート新しい専門医制度が、2018年4月に導入される見通しです。特定の診療領域について十分な知識や経験を持って適切な医療を提供できる「専門医」は、これまでさまざまな学会が独自に認定していました。新制度…
よく耳にするのに、なかなか誤解が解けない言葉に「標準治療」があります。「標準」には「平均的な」とか、「普通の」といった意味があります。そのためなのでしょうか。「標準治療」というと、平均レベルの治療で、さらに上の治療…
医療の世界に「種まき試験」という言葉があります。「種まきって、農業の世界の話じゃないの?」「いろいろな植物を育てて、有効な薬の成分を見つけ出す研究のこと?」いえいえ、薬の臨床研究の話です。「種まき試験」…
BPSDに代わり認知症の人に起きる行動や心理症状を表すのに、「チャレンジング行動」(ChallengingBehavior)という言葉を目にするようになりました。認知症に伴う行動症状としては、暴言・暴力や徘徊(…
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